こんにちは。川尻いっち―です。
先週日曜日(2016年10月2日)から、いよいよ機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズのセカンドシーズンが始まりましたね!!
この記事は鉄血2期を見て思ったこととか疑問に思ったことを、毎話視聴後に書いていきます。
ネタバレも含むのでご注意ください。
- 26話(2期1話)『新しい血』
- 27話『嫉心の渦中で』
- 28話『夜明け前の戦い』
- 29話『出世の引き金』
- 30話『アーブラウ防衛軍発足式典』
- 31話「無言の戦争」
- 32話「友よ」
- 33話「火星の王」
- 34話「ヴィダール立つ」
- 35話「目覚めし厄祭」
- 36話「穢れた翼」
- 37話「クリュセ防衛戦」
- 38話「天使を狩る者」
- 39話「助言」
- 40話「燃ゆる太陽に照らされて」
- 41話「人として当たり前の」
- 42話「落とし前」
- 43話「たどりついた真意」
- 44話「魂を手にした男」
- 45話「これが最後なら」
- 46話「誰が為」
- 47話「生け贄」
- 48話「約束」
- 49話「マクギリス・ファリド」
- 50話(最終話)「彼等の居場所」
- 放送を見逃してしまった方へ
26話(2期1話)『新しい血』
最初の、農場に咲いてる花の花びらが一斉に風に舞ってるシーンがすっごくきれいでした。同時に、オルガとミカが死んでいった仲間の墓標の前で語り合っていることから、これまでと同じように鉄華団が大きな犠牲を払いながら進んでいくことを予感させるようでした。
名瀬のアニキから電話と聞いたオルガがめっちゃテンションあがっててわろた。
クーデリアとアトラがなんとなく大人な顔つきになっててすばらし。
ところで、なんでハッシュ(白髪の新入り)はあんなに戦いたがってるんだろうね。
PVに出てきた赤い味方量産機の名前が「獅電(しでん)」と判明しました。テイワズが格安で提供してくれたとのこと。実働一番隊「流星隊」としてシノ、ダンテ、ライド、デルマが搭乗しているもよう。なお、「流星隊」の名称は隊長のシノが勝手に名乗っているだけで隊員たちは不服そうですね(笑)
クッキー&クラッカーが、銃を取ろうとしたミカに「行かないで!」って言っててぐっときました。ビスケットばかりかミカまで死んじゃったらどうするんだよ・・・。
セブンスター会議の一番偉そうなごついおっさん(ラスタル・エリオン)と黒髪ロン毛男(イオン・クジャン)、あと「猿」こと金髪女子のジュリエッタ・ジュリス。このめっちゃ3人楽しそう。みんなお肉大好きとか大学生かよ。
2期の初戦闘シーンはクーデリアのハーフメタル採掘現場視察中を狙った宇宙海賊とでした。ED(次回以降はOP)の「叩きつけてやる♪」に合わせてメイスを振るうバルバトスルプスかっけ~。
27話『嫉心の渦中で』
ハッシュ君が戦いたがる理由があっさりと明かされちゃいましたね。
スラムにいた頃の兄貴分が、自分たちを食わせるためにCGSに入ったもののアラヤシキ手術に失敗して下半身が不随になり絶望から首を吊ったことがきっかけでした。その兄貴分が「自分より背が低いのに3回もアラヤシキ手術に成功した奴がいる」と語ったことが、ハッシュが三日月を意識し戦いに身を投じようとする原因だったのですね。「自分が(スラムで暮らしている後輩たちにとって)第二の兄貴分になる」と誓うハッシュがなんだか危うい・・・。
アトラに手を上げかけたハッシュを止める三日月さんかっこよす。でもアトラに取りなされて「なんかごめんね」って謝る三日月。精神的に成長してる!
オルガのセリフに「不可能を可能に・・・」ってありましたw こういうオマージュ好き。
タカキに友達だって言ってもらえてうれしそうなアストン。あとフウカちゃんかわいい。こんな妹と二人暮らしのタカキうらやましい。
トドが再登場。あいかわらず腹が立つ。「アメちゃんあげる」って大阪のおばちゃんかよっ!
地球支部のチャド、団の内外で折衝役してるみたいで大変そう・・・。
マッキーからの依頼もあって、これから鉄華団は宇宙海賊『夜明けの地平線団』と戦うことに。ギャラルホルンと協力することになりそう。そして登場しました、仮面の男その2。前期の仮面の男の正体はマクギリスだったわけですが、後期の正体は何者なんでしょうかね(( いったい何リオさんですかね((
EDは今回が初公開。『少年の果て』ってタイトルが鉄血のイメージにぴったりだと思います。
28話『夜明け前の戦い』
クーさんとビスケット妹たちが小さな実がついたカボチャを見ているシーン。カボチャを育てているのは三日月!!着実に農家への道を歩んでいますね~。「ヤクザ、農家になる」みたいな感じで良いですね(謎 3期があるなら、農場経営の話がいいな!!鉄腕DASH的な。
アラヤシキにつないでる三日月が両手を使えるのを見て不思議そうなアトラちゃん。かわいい。
4丁銃のグシオン!フォルムはびみょいけど、性能バツグンっぽい。
変な2振りの刀持ってる敵MS登場。タイトルの「夜明け前」っていうのはリーダーのおっさん(サンドバル)の出撃を暗示してたんですね。
ジュリエッタが三日月と打ち合って「これは私の獲物」発言してるのゾクッときました。三日月が「邪魔だなっ・・・あんた」って返してたので、お肉大好きトリオはこれからも鉄火団の敵確定かな~?
そして仮面の男しゃべりましたよ。CV誰かな??
「松風雅也」
・・・
え~、いったい何リオさんと同じ声優さんなのでしょうか?? 思いっきりマクリギスのこと恨んでましたし。
一応比較画像。
次回予告のザック「出世してえ~~~~」
毎回ネタはさんでくるの好きです。あと僕は出世欲ないから、ガンガン仕事やりたいって人はすごいと思う。
29話『出世の引き金』
サンドバル意外と弱かったw 宙返りしてミサイルを撃ち落とすミカさんかっこいい。
ジュリエッタ「グレイズとは違うんです!」 はい。あざす。
あと、イオクさん射撃うまいのか下手なのか分からん。ミカには、よけた方が当たりそうとか言われてたけど。
アリウム・ギョージャンさん死亡。おつかれっした。
マクギリスと正式に手を組むことにした鉄華団。アリアンロッドとの対立確定ってことで。
ジュリエッタと三日月はこれから何度も戦うことになりそうですね。とかいいつつ、最後は用済みになった鉄華団を始末しようとするマクギリスがラスボス展開ありそうですけど。このままマクギリスが改革に成功しても全然すっきりしないんでね。
次回予告はタカキでした。めっちゃアストンと仲いいやんw
ピクシブ百科を見て知ったことなんですけど、アストンってアルトランド姓を名乗ってるんですね!同じ元ヒューマンデブリたちに良くしてあげてる昭弘兄さんイケメンだ~。昌弘くんの分もかわいがってあげてる感じがしますね。
30話『アーブラウ防衛軍発足式典』
なんでタカキ、あんなに怖く回想みたいな話し方してるんですか・・・。
せっかくみんなが穏やかな生活を手に入れかけてるところなのに!
来週からの放送が怖くて仕方なくなってきます。
そしてラディーチェがこんなに早く牙を剥くとは思わなかったよ。
あんな地味な顔しといて。
新キャラのガラン・モッサこと、ヒゲのおじさま。公式アカウントの先行カットでも登場しました。
今後の展開に大きく関わっていくことになりそうです。
「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」第30話『アーブラウ防衛軍発足式典』先行カット紹介、今回のラストです!先行カットでまさかの初登場!ガラン・モッサと呼ばれるこの男、これからどういう活躍をするか是非注目して下さい!(制作P) #g_tekketsu pic.twitter.com/s8V9GmBv3l
— 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ (@g_tekketsu) 2016年10月28日
今回の状況をまとめてみると、
- マクギリスと手を組む鉄華団のバックアップによってアーブラウ防衛軍が発足。
↓
- マクギリスの影響力がこれ以上広がることを阻止するため、ラスタルがガランを雇ってSAUを焚きつけテロを起こさせ混乱に陥れる。
&
- テイワズ内部で急成長する鉄華団に反感を持つグループが、送り込んだラディーチェによって鉄華団地球支部をつぶそうとする。
つまり
ギャラルホルン(マクギリス派)&テイワズ(鉄華団)&アーブラウ
VS
ギャラルホルン(ラスタル派)&テイワズの反鉄華団分子&SAU
って構図ですかね。
にしても地球支部のみんなはどうなってしまうのか、来週見るのが怖いと思いつつ楽しみです。
31話「無言の戦争」
前回からいきなり半月が経過してて焦った。
両軍が寄せ集めの素人集団を中心とするため大規模な戦闘が起こらず消耗戦が繰り返されている・・・。という建前。
実際にはラスタルの手の中で兵士たちが踊っている状態。
しっかりと手なずけられてしまった地球支部、やばいよね??
「俺が守る」とか言ってるアストン、次回死んじゃうんだろうなあ・・・。タカキもろともって可能性も。
マッキーの出陣がどう作用するかが見所です。
ユージン率いるイサリビ組がなんとか間に合ってくれるといいけど。
チャドさんがとりあえずは生きてて安心。再生治療ってすごいね。
タカキもお世話になった再生治療のあの装置が再登場したことには何か意味があるのだろうか?
そもそも来週でほんとに決着がつくのかな?ガランはしぶとく生き残りそう。OO(ダブルオー)のサーシェスみたいにね。
32話「友よ」
ガランの指示でマクギリスと交戦したアストンとタカキ。マクギリスの「これはオルガからの指示なのか?」という問いかけも2人の耳には届かない。マクギリスの真意を読み取れないまま、タカキがやられると判断したアストンがマクギリス機に特攻。大破しながらもマクギリスを鹵獲寸前まで追い込む。「さすが飼い犬だ」と笑うガラン。そこへイサリビ組が降下してガラン逃亡。
だいたい予想はついてたけどアストンつらいな・・・。せっかく幸せに暮らせてたのに。昌弘兄さんがガランを倒して仇はとってくれたけど、味方であるはずのマッキーと戦わされて何の意味もない死を遂げてしまった。
そしてラディーチェを処刑したのがまさかのタカキって。アストンや仲間が死んだってのもあるけど、戦いの中でみんなが狂っていってる象徴みたいだった。
あとハッシュの初陣も重要だと思う。ガラン配下の傭兵に手も足も出ずにボコられてたところを三日月が助けてくれて、一言「邪魔」と言われた。絶対的な力量の違いを見せつけられて落ち込むハッシュに、デインが「自分の力を正しく知っていることもパイロットとして大切なこと」と言ってたのも印象的。パイロットとして、人間としてハッシュがどう成長していくかもこれからの見どころですね。ついでに、後輩ができたことで三日月がどう変わるかも気になる。
ED前のワンシーンで気づいたけどタイトルの「友よ」っていうのは、もちろんタカキから見たアストンも含まれてるんだけど、同時にラスタルから見たガランのことでもあったんだよね。ジュリエッタも泣いてたし、こっちはこっちで感情移入できてしまうのもつらい。まあこういうのがガンダムの醍醐味ですね。
33話「火星の王」
なんかめちゃくちゃ話が大きくなっててびびる。
「地位を!名誉を!」ってガンダムの主人公側組織としては異例の判断。
そしてタカキが退団することに。
親友が目の前で死んで、妹に「お兄ちゃんまでいなくならないで」なんて言われたらやっぱり辞めたくなっちゃうよね・・・。
タカキは今回の一件で裏切り者とはいえ一人の人を直接手にかけたわけで、そういう意味でもかなりつらいところがあったと思う。
これからのことを考えるとやはりタカキに戦いは向いてないだろうし、辞めて正解だろうな。
そして、すっぱり辞めさせてくれて新しい仕事まで紹介してくれる鉄華団、マジでホワイト企業。
いや、まあ普通に暴力団ではあるけども。
34話「ヴィダール立つ」
何リオさんなのかは分かりませんが、ヴィダールさんが初めて戦闘を見せてくれました。
ジュリエッタをして「強くて、美しい」と評させるほどの実力。
相手のコックピットを外して戦っているようにも見えたのはぼくだけでしょうか??
あと、MSヴィダールの顔が今作で一番「ガンダムっぽい」顔をしているような。2本のブレードアンテナの形とか。
あれ、この作品の主人公ってほんと誰だっけ・・・?
あと、ジュリエッタのツンデレ感いいね。
もうひとつの衝撃、それはおやっさんとメリビットさんが付き合ってるってこと。
あたまポンポンとか、お??これは??って感じですけど、その後でチャドと一緒に視聴者みんなびっくりですわ。
チャドがやけに残念そうだったのは気のせいかな???
弟分のために、万が一のことがあれば自分が腹を切ると宣言した名瀬のアニキ。
アニキのためにも、絶対に負けられない・引き返せない戦いが始まってしまうのね。
幼妻アルミリアに出自や理想を語るマクギリス。
(いけないものを見ている気分だ。)
アグニカ・カイエルがどんな人物だったのか、マクギリスは本当にただ理想の社会を作りたいだけなのか、謎が深まる34話でした。
それから、地中から掘り出された新しいガンダムフレームも気になるところ。
ガンダム・フラウロスという名前は今作に登場する他のガンダムと同じく、かの有名な「ソロモン72柱」と呼ばれる悪魔たちの一人に由来します。
これから整備されていずれは実戦にも投入されるのでしょうが、誰がパイロットになるのか気になるところ。
ぼくとしては、最近がんばって三日月に付いて回っているハッシュに乗ってほしいな、と思います。
ハッシュくん、はやく強くなってくれ。
次回予告はヤマギが担当。
前期から言われてたけど、やっぱりヤマギってシノのこと好きだよね??
ガンダム界初(?)のホモ恋愛なの?腐女子ウジャウジャ湧きそう。
35話「目覚めし厄祭」
なんかおっかないの出てきたよ・・・。クジャン様アホじゃね。
ビーム兵器が解禁。これ、ギャラルホルン内部でゴチャゴチャしてる場合じゃなくねえか?
36話「穢れた翼」

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この作品のモビルアーマー(MA)はとんでもなくおっかないものだったんですね・・・。
こいつみたいなのが何体もいて暴れまわってたとか正気の沙汰じゃないでしょ。
てか、アグニカ・カイエルたちはよくこんなのを封じ込めたものですな。ギャラルホルンなる警察組織が強力な影響力を持ってる理由がよくわかりますわ。
で、名前は「ハシュマル」。天使の名を持つ・・・とかマッキーが言ってた。厄災戦当時の人々は何を思ってこいつに天使の名を与えたのかね。
そもそもこんな兵器、誰が作ったんでしょう。
てか、最後ライド死ぬかと思った。超怖かった。
農業プラントでめちゃくちゃたくさん人が死んでるのに、ライドが生きてて安心しちゃう自分がちょっとアレ。
37話「クリュセ防衛戦」
ジュリエッタ、「バカはどうせ治らないので生きててください」とかイオク様を甘やかしすぎw
フラウロス乗るのはシノだった。そして説明書代わりと同乗するヤマギ。あれ絶対ヤマギうれしかったよねw
そしてミカの「俺はオルガのもの」発言。これがガンダムの主人公なのか・・・。
いやでも、きれいごとばっかり言ってるイオク様と対比しててすごくいい。
SEEDで「思いだけでも、力だけでも」ってセリフあったのを思い出します。
38話「天使を狩る者」
ミカさん強すぎ。みんなが一斉にかかっても敵わなかったハシュマルを一人で叩き潰しちゃった・・・。そして今度は半身不随。「悪魔との契約」って感じで怖い。
アトラって子作りの手順を知っているのだろうか・・・???知ってたら「三日月と子供作ってほしいんです!!!」なんて言えない気がするけどw
まあそこのネジが飛んでるのがアトラなんでしょうかね。
39話「助言」
名瀬のアニキと姉御さんの馴れ初めよかった。あとけっこうエロかった。製作さんだいぶ攻めてるよね。でもこういうのって死亡フラグだよね。
「ダインスレイブ」は北欧神話に登場する魔剣だそうで、一度抜いたら生き血を完全に吸うまで戻らないとか。こわい。
にしてもジャスレイとイオクはゲスいな・・・。
40話「燃ゆる太陽に照らされて」
アニキと姉御さんがやられたあ・・・!
イオク絶許。最後にハンマーヘッドの艦体特攻で1機撃沈させられてたのはワロタ。にしても、禁止兵器の取り締まりに来たのに自分が禁止兵器使ってどうするんや。マッキーがこのあと何とかしてくれるのを願うしかないね。
ジュリエッタVSアミダ姉さんは最高でした。
ジュ「(普通の機体なら)5回も殺された!?この私が!」
アミダ姉さんは経験値が違いすぎた。よくよく考えたらこの人の戦闘シーンってそこまで見たことなかったような。でももう見れないの、悲しいねえ。
そして2期も後半に入ったということでOP・EDが変わりましたね。
OPはなんとKANA-BOON。
ギターのリフがクセになりそうな、テンションの上がる良曲です!
EDはUruさんの「フリージア」。
すごくいい意味ですごくガンダムのEDっぽい曲だと思いました。

41話「人として当たり前の」
ジャスレイ最悪だ・・・。まさかラフタをやってしまうなんて。
これは最初に挑発に乗らなかったオルガの判断ミスなのかな? でもジャスレイとイオクがつながってるってのはまだマッキーすら分かってないし、先に手を出してたら鉄華団は潰されてそうだった。。。
にしても何なのこの鬱展開は。マクマードのオヤジがビシッとジャスレイを抑えてくれてたらこんなことにはならなかったのに・・・。
ジャスレイとの全面対決をオルガから報告されたマッキーが「決して裏切らない」って約束したのがちょっと不気味。この男は何を考えているのか本当に分からない。「むしろこれは僥倖だよ」とはどういう意味なのか、そして「お待ちしておりました准将」とマッキーを出迎えた5人の男たちは何者なのか・・・。5人ってことはあれかね、SEEDみたいに5機のガンダムが出てきて(殴
42話「落とし前」
命乞いするジャスレイを艦橋ごと叩き潰すミカさんおっすおっす。
対立組織から見て鉄華団は人間やめてるように見えるのは前からだったんだけど、最近それがいよいよクローズアップされてる気がする。
特にビビったのが、改装されたバルバトスの背中についてるアンカー。
MAハシュマルの武装に似てるし、なによりミカが「自分に尻尾が生えてなかったのが不思議なくらい」みたいな発言してて、無意識にセルフイメージまで人外になっていってるのでは??とか思うと心配になった。
エンディング直前の語りに出てきた「あの日」というワード・・・。これは全滅エンドなのかな・・・。
43話「たどりついた真意」
ついにヴィダールさんが仮面を外したね!なんとガエリオが生きていたなんて!!!全然気付かなかったよ!
ミカ「やっちゃっていいの?」
マッキー「ああ、頼むよ。」
ここだけ見ると、闇の世界から復活した主人公のガエリオが、悪の帝王マッキーとその手先ミカと対決してるみたいな雰囲気なんだけど。
というか、マッキーの出自が驚きだね。三日月と同じストリートチルドレン出身だなんて。
そういう意味では、同じ境遇にあった鉄華団を重用してやるのは筋が通ってるけど・・・。
でも、ただ力を求めてここまで這いあがってきたマッキーにそんな心があるのかどうか。
このままマッキーのもとにいて本当に大丈夫なんだろうか。
昭弘「オルガは『俺が連れて行ってやるよ!』って言ってたのに・・・。俺たちは・・・どうしてこんなところに来てしまったんだろう・・・」
的な展開にならなきゃいいですけど。(意味不明)
44話「魂を手にした男」
マッキーの見通しの甘さ、精神的な幼稚さがあらわになった回でしたね。
バエル持ってたらみんな何でもかんでも言うこと聞いてくれると思ってたのね・・・。ガリガリが演説し始めた時点でガリガリの実の父親であるボードウィン卿が味方になってくれるわけないじゃんか。
アルミリアとマッキーがすげえドロドロした関係になってて(そりゃそうなんだけど)怖かった。アルミリアまだ子供だろ・・・。小さいころのマッキーにしろ、今の鉄華団やアルミリアにしろ、子供にも世の中の恐ろしさ・残酷さを突き付けていくのが鉄血のオルフェンズだと思う。
まあ今回の名シーンは、戦力差2倍以上のアリアンロッド艦隊との戦いを前にして「多少の犠牲は出ても・・・」などと口にするマッキーをオルガが殴り飛ばした場面かな。力を望んではいてもそれは全て家族の幸せのためであるっていうオルガの意思が伝わってくる気がした。
そして、アトラを抱きしめる三日月。やっぱりね、幼馴染のアトラを選んでこそ主人公でしょ((
それにしても「これが最後」と連呼するクルーの面々が痛々しい。
45話「これが最後なら」
開始早々、ドンパチ。「いつまで続くんだ、これ」ってミカの言葉からもけっこう戦闘開始から時間が経ってる感。
ジュリエッタとミカの、尻尾VSジュリアンソードの戦いかっこよかった!!
間者を入れてダインスレイブの打ち合いに持ち込むとか、ラスタルやることエグすぎでしょ。
地味に見どころだったのは、キマリスにドリル兵器がついてたこと。中身はもちろん武装もアインと一緒になってるガエリオがなかなか胸熱。
シノ×ヤマギの濃厚な絡み。からの、シノがダインスレイブ突撃作戦失敗で戦死・・・。いやあれは当たるフラグだったでしょ!なんでだよ!!
これはつらすぎる。そういえば古参メンバーの退場はビスケット以来。ここからまだ犠牲者が出るんだろうか。
イオク様がラスタルを庇ったの、地味にツボ。艦橋狙われたらダインスレイブ相手に意味ないのにね。
もはや万策尽きた感あるけど、あと5話、何があるんだろう。
バエルもめちゃくちゃ強いってわけじゃなさそうだし
46話「誰が為」
シノはやっぱりダメそうね・・・。
ユージンからヤマギに明かされたシノの気持ち、「好意を持ってもらえるのは性別関係なくうれしい」っていうシノの広い心が表れてて感動した。
ヤマギには生き残ってほしいなあ・・・。
生き残ってほしいと言えば、左腕を失ったデルマに昭弘がかけた「生き残ってくれてありがとう」って言葉にはとんでもなく重みがあった。弟と弟分と恋人を戦いの中で失った男だからなあ・・・。
そしてジュリエッタちゃんが生き残ってくれてよかった。そしてアラヤシキではなく自分自身に更なる強さを求めようとする姿勢が素晴らしい。それでも全ては「ラスタル様のため」なんだよなあ。考え方の違い、というか従っているリーダーの違いで争わないといけなくなるのは、ほんとつらいというかなんというか。世の中そんなもんなのかな。このへんがタイトルの「誰が為」につながる気がする。
あと、ガエリオからマッキーをかばって石動さんが退場。
コロニー出身ゆえに出世する見込みもなくくすぶっていた自分が、マッキーの改革に夢を見ることができたという石動さん。
この辺りは、身寄りも帰る場所もない鉄華団のメンバーたちとかなり似てるかも。彼らもオルガの言葉を信じて夢を見てるわけだから。
ラスタル側でもジュリエッタやアインのように、低い立場から出世というか重用されてた人物はいるわけだけど、ジュリエッタの場合は高いMS操縦技術があったから、アインはガエリオという善人お坊ちゃんの目に留まったからと、夢を現実にできるハードルが高いんだよな。
でももしマッキーの改革が成功すれば、みんな夢は見れるかもしれないけど「力こそすべて!!」みたいな社会になるんじゃなかろうか。オルガの目指してる場所とマッキーの目指してる場所は本当に近かったんだろうかと疑問を抱かざるを得ない。
さて、火星支部の新江本部長に裏切られたマッキーはこの先どうするのでしょうか。
- もうマッキーを裏切ってオルガがラスタルのもとに出頭して、自分の命と鉄華団の財産を引き換えに団員たちを許してもらえるように頼むしかないんじゃね?
という予想と、
- 火星の地上で両軍が激突!エイハブ・リアクターに反応してハシュマルみたいなMAが大量に復活!!みんなやられて終わり!
っていう2つの予想を投げときます。
47話「生け贄」
新江さん、これまでの恩があるからって見逃してくれた~。あんなモブ顔しといて、意外と策士でしたな。
マクマードさんの伝手でラスタルと電話会談するオルガ。
「生け贄」っていうのは、「ギャラルホルンの名を宇宙に示すためのやられ役」ってことだったんですね。
もうマッキーを裏切ってオルガがラスタルのもとに出頭して、自分の命と鉄華団の財産を引き換えに団員たちを許してもらえるように頼むしかないんじゃね?
という線があっさり消えちゃった。
鉄華団を抜けたいやつは抜けてくれとのオルガに、鉄華団にもう未来はないと啖呵をきるザック。団員のみんながいい奴だって分かってるからこそ、このままみんなが不幸になっていくのを見たくはない。彼なりの優しさが見えるシーンだった。
でも、ユージンとか昭弘って例えばここで死んでも不幸とは思ってないような節がある気がする。もともとが少年兵として大人の命令に従うだけの人生だったから、自分たちで能動的に道を選んで生きることができたなら、道半ばで倒れたとしてもその方が幸せだとか思ってそう。
今回のセリフから、ザックは父親が事業をやってるような感じだったし、学校も行けてまともな仕事を知ってるんだよな。
生まれた環境の違いで考え方が違うんだってことを改めて視聴者に見せつけるような場面でした。
そして、アトラによる衝撃の子作りカミングアウト。前回のハッシュが「アトラさん、なんか変わりました?」ってセリフ言ってて、まあ予想はしてたけど、改めて考えると夕方のアニメでこれはなかなかww シリアスな話の中でこういうネタ要素(?)があるのは、ホッとする感じはする。
指名手配によって資金が凍結されてた鉄華団だけど、全体の1/5ほどの資金は取り戻すことができて一安心。その金で、なんと戸籍偽造によって逃げ切りを図ることに!!今までこんなガンダムがあっただろうか。勝てないから敵前逃亡して別人として生きていくって・・・。
しかしそうは問屋が卸さない。
いつの間にかギャラルホルンが鉄華団基地を包囲していた!
ということで来週につながるわけですが・・・。
なぜ次回予告のマッキーが笑っているのか。ここまで追い詰められて、何か秘策があるのか?
次回予告的に最終決戦はまだだと思われますが、展開がどうなるか予想が付かないのでとにかく楽しみです。
48話「約束」
本当にこの作品は視聴者のテンションを盛り上げて一気にどん底まで落とすのが好きだな・・・。
マクギリスの脱走に乗じてクーデリアとアトラを逃がすことに成功し、市内へ脱出するためのトンネルを発掘でき、蒔苗先生と連絡が取れて、タカキが順調にやってることが分かり、アジーさんがタービンズを復興して地球まで届けてくれることになって、よっしゃこれで鉄華団は逃げ切るハッピーエンドか!!!
と思わせといてのラストですからね・・・。
出待ちで襲撃され、ライドとチャドを庇うためにオルガが盾になって蜂の巣なんて・・・。
ミカとの別れ際に拳銃を貸してもらっていたけど、その時に「絶対返してよ」っていう約束がフラグビンビンだったんだよなあ・・・。
これからミカはどうするのか。
「オルガがやりたいことが俺のやりたいこと」なんてもう言えない。
自分が本当に何がしたいか決断を迫られてる三日月が残り2話でどんな行動をとるのか、次回も気になります。
次回予告の「オルガが帰ってきたら聞いてみよう」って三日月のセリフがほんとに切なく響く。
それはそうと、アジーさんかっこよかった!!完全に名瀬のアニキの継承者だね!
(百合)ハーレム作ってるところも継承してるのか!?
49話「マクギリス・ファリド」
サブタイの登場人物は死亡する説がまた成立してしまいましたね・・・。
トドの手引きで火星を脱出し、自分の船へ戻ったマクギリス。
部下たちを逃がし、単騎でアリアンロッド艦隊へ特攻します。
一人称もいつもの「私」から「俺」になり、ラスタルを倒すためにバエルを駆る。
そこへキマリスに乗ったガエリオが現れて、マクギリスと死闘を繰り広げます。
見ていたラスタルも、この一騎打ちを最後まで見届けたい、と加勢を出さずに見守ることに。
この勝負は結局、阿頼耶識デバイスのアインの力を解放したガエリオが、キマリスを大破させながらもバエルを打ち倒します。
マクギリスの「俺がガエリオに負けた!?」が、自分の力を信じてやまないマクギリスの悲哀を印象付けてる感じ。
マクギリスはバエルを放棄して、満身創痍の生身でラスタルのいる船に乗り込むのですが、先回りしたガエリオと対峙することに。
同時に引き金を引いた二人。しかしマクギリスの放った銃弾はガエリオのヴィダール仮面に阻まれました。
Twitterでは「仮面がなければ即死だった」と話題でしたね(笑)
最期に自分の正直な気持ちを打ち明けるマクギリス。
本当はカルタやガエリオのことを大切な友人だと思っていたが、貴族階級をひっくり返すという野望のためにはまず彼らを切り捨てなければならないと自らを追い込んでしまっていたのですね。
それにしてもマクギリスがこんな無能だとは思わなかった。。。
バエルの“印籠”でみんなが従うと思っていたし、なんか見通しが甘すぎるし、最後はヤケクソで特攻とはねえ。
時の運とはいえ、鉄華団はどうしてこんなやつの味方になってしまったのだろうって感じです。
今回の放送は
- マッキー死亡
のほかにも
- 団長の死を知った団員たちの反応
- ミカの演説
- ハッシュくん死亡
などの見どころがあったのですが、ぜんぶマクギリスが持っていた感じですね。
にしても、残り1話どんな終わり方になるんだろう。
正直、何が起こってもおかしくないんですよね。
ラフタにしろオルガにしろ、2期になってから突然に登場人物を退場させる展開が続いているので。。。
50話(最終話)「彼等の居場所」
無事に市内への脱出経路を確保したのち、しんがりを務めるために最後まで戦闘を続ける三日月と昭弘。
そこに超高軌道からのダインスレイブが襲いかかる。
全身に傷を負って瀕死の2人。それでもなお立ち上がり、みんなの命をつなぐために抗い続ける姿に感動しました。
特に、イオクを討ち取りながら散っていった昭弘はほんとうによくやった!という感じですね!
時が数年経って、セブンスターによる合議制が不可能と悟ったラスタルはギャラルホルンを民主化し、火星も独立。火星連合にはクーデリアが就任し、彼女は革命の乙女として鉄華団のような悲劇の子供たちを生み出さない、誰にでも公平にチャンスがある世界を作るために動き始める、というエンディングとなりました。
戦いの中にしか居場所を見出せなかった子どもたちの犠牲が、同じような境遇の子どもたちを救っていくことにつながる結末は、哀しいけれど未来へつながるストーリーとなって、予想していたものよりもずっと良いものだったと思います。
三日月の息子、暁も見ることができました!三日月とアトラ、両方の形質を受け継いでておもしろかったですね!!
2期1話の冒頭では、1期に死んでいった仲間の名が刻まれた墓標が登場しました。
そこへ最終話にオルガ、ミカ、昭弘の名が刻まれるのは悲しいけれども、良い味を出しています。
ガンダムのアニメ作品で主人公が死亡するのは、『逆シャア』のアムロ以来でしょうか。
小説では「閃光のハサウェイ」の主人公ハサウェイが銃殺刑となっていますけどね。
希望を持たせる最終回の中で唯一(?)闇の要素だったのが、ノブリス暗殺を決行したライドたち。
他のメンバーが自分の道を見つけていく中で、鉄華団時代にまだ幼かった彼らは禍根を残し続けてしまっていたのでしょうね・・・。
いや、もちろんノブリスがのうのうと生きてるのも腹が立ちますけどね。
でも、暗殺実行犯がライドってところが哀しいのです。基地脱出の時にメリビットさんに抱きしめられて諭されたシーンがあるだけに、なんかもう・・・ね。
ガエリオとジュリエッタも幸せそうでなにより。
ガエリオは阿頼耶識の影響で車いす生活になってしまったけれども、軽口を叩くチャラ男という本来の自分を取り戻しつつありました。ただその中には、マクギリスと互いに親友だと思っていながらも本当の理解をしあえなかった後悔から生まれた成長が見える気がします。
ジュリエッタはラスタルの腹心の部下として出世しているようです。
三日月を討ち取る際には鉄華団のことを「悪魔」と言い放った彼女ですが、本当は必死で生きようとしてた誰よりも人間らしい者たちだと理解していたのですね。にしても相変わらずのお肉大好きでよかったです。1期1話でも、ラスタルとイオクとジュリエッタが肉を食べに行こう!というシーンがありますが、このシーンもきちんと回収していて、きれいな結末だと思います。
この2期の間ネットでは、「作品を通して何が言いたいのかよくわからない」という意見もかなり多かったと思います。
正直僕も45話以降の、どんどんと仲間が救いもなく散っていく展開はとても混乱しました。
しかし三日月たちの「生きたい」という欲望が生んだ犠牲によって、世界が少しづつ良い方向に変わっていくのは「救いのあるバッドエンド」とでもいえるのではないでしょうか。
三日月の遺伝子は暁という子供に受け継がれ、オルガの「生きる、良い場所にたどり着く」という意思は生き残った鉄華団のメンバーたちに受け継がれています。
すべての黒幕であったラスタル・エリオンの手によって主人公側の目的が達成されようとしている、というのはかなり悔しい所もありますが、個人的には「世界ってそんなに甘くない」「それでも生きて自分の居場所を見つけて幸せになろう」ってメッセージが読み取れたと思います。
スタッフのみなさん、ほんとうにお疲れ様でした。ありがとうございました。
最終話「彼等の居場所」テレビ放送をご覧頂いた皆さま、イベント「THE LAST FLAG」にご参加頂いた皆さま、これまで「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」を応援頂き、誠にありがとうございました!!#g_tekketsu pic.twitter.com/wi6llLW0fm
— 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ (@g_tekketsu) 2017年4月2日
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