こんにちは。川尻いっち―です。
この記事は「将棋 Advent Calendar 2016 – Adventar」の2日目です。
好きな将棋棋士の先生を5人紹介します!
有名な方から、あまり露出がない渋めの方まで取り上げていきます。
佐藤紳哉七段*1
http://otomens.com/books/38762.html
イケメンな佐藤七段。
「砂糖(佐藤)のように甘い言葉で深夜(紳哉)に君を寝かさない」のキャッチフレーズで多くの女性将棋ファンを虜にしています。
と思いきや、実は頭にはカツラをかぶっており本体はこのようになっております。
イベントなどではしばしばヅラを外すファンサービスをしてくれる、陽気な棋士です。
また2012年に行われたNHK杯において、対局前のインタビューで謎の煽りネタを披露し、一躍ネットの人気者となりました。

橋本崇載八段
http://www.excite.co.jp/News/photo_news/p-5816814/
「将棋界の異端児」の異名をとる変人です!!
最近ではゲームアプリのCMに出演し、通常の将棋ではあり得ない手を連発する姿が話題となりました。
パンチパーマに紫のカラーシャツで対局に現れたり、ホストのような長髪にしてみたり、対局前のインタビューでモノマネやネタをしてみたりと好き放題。
前述の佐藤七段のモノマネもしています。

そんな橋本八段ですが、実はただの奇行マンではありません。
将棋界のTOP10が集まる「名人戦A級リーグ」に1期在籍したり、王位戦というタイトル戦では2年連続で挑戦者決定戦まで進出したりしています。
また将棋の普及活動にも熱心で、歌舞伎町に将棋バーを開いています。
木村一基八段
まずはこちらの動画をご覧ください。

解説者が木村八段です。
聞き手の女流の方とのやり取りがめちゃくちゃおもしろいです(笑)
ニコニコ動画の将棋中継でもたびたび解説者として登場していますが、木村八段の解説はとにかくユーモアがあり、聞いていて飽きません。
ところで木村八段は棋士の養成所である奨励会からプロ棋士になるまで12年を費やした苦労人です。
そのためよく「大器晩成」という言葉で表現されます。
過去には年間勝率1位も獲得している木村八段。残念ながらタイトルはまだ1度も獲得しておられませんが、きっとタイトルを獲得すると誰もが期待しています。
阿部隆八段
さきほどの木村八段がおもしろい解説ならば、こちらの阿部八段は硬派のまじめな解説です。

はっきりとした解説は分かりやすく、視聴者は盤面の情勢をよく理解することができます。
そんなまじめな阿部八段ですが、なんとあの佐藤七段のネタをコピーしていますww

しかし見事にスベり、聞き手の矢内女流からはスルーされたもよう。
無理はするものじゃありませんね・・・・。
北村桂香女流初段
http://www.shogi.or.jp/event/2014/08/48_2.html
最後は女流棋士から。
あ~~ほんとかわいい。
将棋の駒である桂馬と香車から一文字ずつとって「桂香」と名付けられた北村さん。
立命館大学に通う現役女子大生将棋棋士です!!
大事なことだからもう一回言います。
現役女子大生棋士!
去年(2015年)の第37期女流王将戦では予選から勝ち上がり、挑戦者決定戦まで駒を進めています。
強くてかわいい北村さんをこれからも応援していきます!!
まとめ
今回は取り上げなかった棋士の方でも、とても個性的でおもしろい方が将棋界にはたくさんいます。
コンピュータ将棋の台頭により将棋棋士の存在意義に疑問が投げかけられることもありますが、単純な強さだけではなく人間同士の真剣勝負とドラマを楽しむことに大きな意味があると僕は思います。
最近ですと、最年少を更新してプロ入りを果たした天才少年、藤井聡太四段の初対局の相手が、彼に最年少記録を破られ、かつ現在は現役棋士最年長である加藤一二三・九段に決まったことなんかはすごい胸アツでした!
どちらが勝ってもまた話題となりそうです。
個人的には若者として藤井四段にがんばってもらいたいと思います。
カレンダー企画の前日記事
1日目、Ko Takagiさんの記事はこちらです。
blog.ko31.com
次回は今のところ12/22、takasaki zeroさんの担当です。
お楽しみに!
そしてアドベントカレンダーへのご参加もお待ちしております!
*1:段位は2016/12/2現在