「会社説明会という名のゲームクリエイターセミナー」IN 福岡に参加して

6月2日(土)に、福岡に本社を置くゲーム制作会社サイバーコネクトツー(以下、CC2)が実施する「会社説明会という名のゲームクリエイターセミナー」に参加してきました。このセミナーはCC2社長の松山さんや若手社員の皆さんが、ゲームクリエーターを目指す人に対して、業界を目指す上で重要なこと、社内のそれぞれの職務、就職活動の際に経験したことなどを話してくださるイベントでした。


僕はコンピュータゲーム業界を目指す!という強い意志があるわけではありませんが、現在ヒマラボで研究している体験型謎解きゲームを作る上でシナリオの作り方や難易度調整が課題であると感じており、コンピュータゲームのゲームプランナーをされている方のお話をぜひ聞いておきたいと思い、このセミナーに参加しました。

追記

この記事を、松山社長にTwitterでシェアしていただきました!
自分の個人的なアウトプットとして書いたものが、主催された側に届いて見ていただけるって、とっても感動。


ゲームクリエイターになるために必要な「あること」

セミナーではまず、松山社長からゲーム業界を目指す人がプログラムやイラスト勉強以前にしなければならない「あること」についてお話がありました。
それは、業界研究をすること

  • 近年の業界としての売上推移
  • 1年間に発売されるタイトルの本数
  • ゲーム開発にかかる費用
  • ソフトを何本売れば儲けが出るのか

他にも、会社内部の一般的な組織構造や、企業のシェア率などもこれにあたると思います。

おそらくどの業界でもそうだと思いますが、こういった情報を持っていなければ会社に入ってプロとしてはやっていけない。
社長いわく「業界のこともろくすっぽ知らないバカとはミーティングできない」のです。

ゲーム会社の採用試験を受けに来る人の中には、業界研究もせずにくる人も多いのだなあと知って少し驚きました。


ゲームデザインに重要なこと

その後は、CC2で活躍している若手社員の方3人がそれぞれの職種

  • ゲームデザイナー(プランナー)
  • プログラマー
  • アーティスト(イラスト・3Dなど)

について話してくださいました。

ゲームプランナーとして登壇されたのは2年目の方でした。
就職活動をした際には、企画から制作まで手掛けた自作ゲームを武器に内定を決めたそうです。

ゲームデザインをするうえで重要だとおっしゃっていたのが「何を表現したいか」を決めること。
コンセプトをしっかりと決めて、それを実現するためのUXデザインをする。

着地点を定めておいて、そのためにどんな手法を使うかを考えるということにとても納得しました。


まとめ

正直な話、このセミナーを知るまでCC2という会社も『.hack』シリーズも知りませんでした*1
が、福岡でゲームクリエイターとして働いておられる方々のお話を直接うかがえる機会はとても有意義でした。プロの言葉はこれからのモチベーションになりました。

質疑応答の最後に「あなたにとってゲームとはなんですか?」と参加者から質問された松山社長が

「ゲームとは娯楽。だから生きていくために必要なものではない。だけど、ゲームはお医者さんでも治せない心のモヤモヤをなくすような力を持っている。ゲームクリエイターはそれを届けることができる仕事」

といった趣旨の回答をしていたのが強く印象に残っています。

エンタメは生活に必要不可欠ではないものだからこそ、良いものでないと売れない厳しい業界なのだと思います。
しかしその分、お客さんが買って楽しんでくれた時の喜びは大変なものでしょう。

お客さんに喜んでもらうにはどうすればよいか、どんなコンセプトで楽しんでもらうかを考えることがゲーム作りの最も大切なことだと知ることができました。
学園祭で開催する謎解きゲームでも、これらを意識してゲームデザインをしていきたいと思います。



おまけ

昨年までのセミナーの様子は全部ようつべに上がってます。
www.cc2.co.jp


あと、学習書籍として提示されていた『サイバーコネクトツー式・ゲームクリエイター育成BOOK 』ですが、アマゾンの読み放題サービスKindle Unlimitedに入ってました。
なんか30日無料登録できるみたいなので、僕はとりあえずそれ使って読んでみました。

社長がオススメしていたVol.3はゲーム企画書の作り方講座的な内容で、こんなの教えていいのかと思うような企画書のデザイン・見せ方を知ることができます。

*1:後でメルカリでPS2時代のソフトを買ってみました。そのうち感想書きます。