あるむふぁっきら

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福岡の大学生による雑記帳。

『人生ドラクエ化マニュアル』は自分の人生をポジティブに生きるヒント【書評・感想】

こんにちは。
川尻いっち―です。

積読になっている本を消化していたら笑えるけれど勇気がわいてくる本に出会えたので感想を書きます。

元エニックス社員のJUNZOさんの『人生ドラクエ化マニュアル』です。

人生ドラクエ化マニュアル - 覚醒せよ! 人生は命がけのドラゴンクエストだ! -

エニックスに入社してすぐに上司から「ゲームとは何か?」というレポートを提出するよう求められたJUNZOさん。
この時に答えとして提出したゲームの「定義」と「3つの要素」を人生に代入すれば、人生そのものがゲームのように楽しくなるのでは?と考え「万物ゲーム化理論」を打ち立てます。

本書はその万物ゲーム化理論をもとに、どうすればつらい・苦しいと思えるような人生を「楽しいゲーム」に変えていくことができるか説かれています。


万物ゲーム化理論

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上司からの「ゲームとは何か?」という問いに著者は

ゲームとは
目的を達成するための
ルールに則った
との
楽しい闘い!

という答えを提出したそうです。

実例として本書の中ではドラクエが挙げられていますが、僕の大好きなゲームで言うと

ロックマンエグゼシリーズは

  • 悪の組織の野望を止めるための
  • ネットバトルのルールに則った
  • ウイルスやネットナビとの楽しい闘い

と言えそうです。


ここからゲームの3要素

  • 目的
  • ルール


が導きだされます。

この要素を自分の人生にも設定していくことで、人生をゲーム化することができるというのです。

自分の目指すもの(目的)を明確にし、置かれている状況(ルール)を把握し、乗り越えるべき障害(敵)に対処することは一般的に考えても成功の重要な要素だと思います。が、分かっていてもなんだかいろいろ考えるのがめんどくさくなることもありますよね~。

けれど「ゲーム」という「楽しい」と分かっていることを間にワンクッション置くことで、自分の人生について考えることの敷居が低くなる、気楽に考えられるようになるんじゃないかと思います。


特に心に残った部分

他人の人生を生きるな!

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「他人の人生を生きるな」

この言葉自体は意識高い人みんなが言ってるような使い古された言葉だと思うんですけど、これも「人生ゲーム化」っていう観点からみるとけっこうしっくりくるんですよね。

ドラクエには堀井雄二さん、ぼくの好きなロックマンエグゼには稲船敬二さんという作者がいて、その人たちがゲームの要素を決めてるわけです。僕たちは作者の決めたその目的を達成しようとゲームをプレイします。

けれど人生はそうではない。
自分の生まれる環境は運命や神様から割り振られたかもしれないけど、神様は目的までは考えてくれないわけで。

それならばどうして、親とか社会から勝手に設定された「他人の人生」を生きなきゃいけないんだろうって話ですね。自分が納得のできる目的を設定して、自分の人生を生きたいって思わされました。

あと普通のゲームと違って人生ゲームは、自分で決めた目的を基本的にはいつでも・何回でも変更可能であるってことも覚えておこうと思います。


負けても、逃げても良い

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通常のRPGでは、敵と戦闘して勝利した時にだけ経験値が手に入り成長することができます。

しかし人生というRPGでは、闘いに勝っても・負けても・逃げたとしても経験が手に入るのです。言ってみれば当たり前のことかもしれませんが(笑) 逆にいえば、どんな経験でも自分の成長につなげるように意識することが大切だと思うのです。一度した失敗を繰り返さないことや、自分の限界を知っておくことにもつながりそうです。

本書の中では

  • ともかく闘う回数をこなしてみる
  • いろんな攻略法を試してみる
  • リスクやダメージが少なそうなら今すぐ闘ってみる
  • 最大のリスクとは、何もしないでいることだ

とありました。

ここは読んでてけっこう気合入りました。

おわりに

各章の最後には「プロゲーマー」とでもいうべき人生の成功者たちの名言が載せられています。

人生に必要なものは、勇気と想像力。それとほんの少しのお金だ。


チャップリン

私は失敗したことがない。ただ、一万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ


エジソン

神様は私たちに、成功してほしいなんて思っていません。ただ、挑戦することを望んでいるだけよ


マザー・テレサ

このあたりの言葉が心に刺さりました。特に最後のマザーテレサの言葉を見て、人生の目的って結局は自分で決めた人生を生きること、それ自体なんじゃないかと感じます。

自分で決めたことに一生懸命挑戦してる人は必ず周りにもいい影響を与えるはずので、結局はそれが「良く生きる」ことになるのかなあ。僕は人に合わせたり誰かのために何かをしたりっていう自己犠牲を強く植え付けられるような環境で育ったので、あんまり自己主張とか自己実現とかが得意でないのです。けれど、もっと自分の欲望、やりたいことに忠実に生きてもいいのかなって思います。

そもそもやりたいことが見つからないので、まずはそこからがんばろう・・・。


そこまでゲームに当てはめるのかよwww みたいに笑える部分もありましたし、さらっと読めるいい感じの自己啓発本です。