あるむふぁっきら

福岡の大学生による雑記帳。

文化祭の季節、僕は憂鬱。

近況報告のため母校へ顔を出した。



文化祭恒例となっている演芸大会の事前オーディションがあるらしく、先生方は皆忙しそうだった。
校舎の奥から聞こえてくるバンドの演奏。ギター・ベース・ドラム、それぞれとても完成度が高くて驚いた。その分、変声期まっただ中であろうボーカル男子の何か落ち着かない声が少し不憫に思われた。



不意に中学最後の文化祭のことを思い出した。

おい、そこの中学生。気をつけろよ。
文化祭には「異様な高揚感」という恐ろしい魔物がいる。
そいつは容赦なく君を飲み込む。
観客席という暗闇の底で、大きな口をポッカリと開けて佇んでいる。
練習のとおりにやればいい。
おもしろいことなんてできなくてもいい。
普段の演奏ができて、無難に終わればいいんだよ。

でないと、モンパチの小さな恋のうたを聞くたびに自分の黒歴史に悶絶するようになるから。