あるむふぁっきら

福岡の大学生による雑記帳。

大学生も参考にできる「はじめてのGTD ストレスフリーの整理術」

こんにちは、川尻いっち―(@sp_tiger_hatena)です。

デビット・アレン著「はじめてのGDT ストレスフリーの整理術」を読みました。

はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

ビジネスマン向けに書かれた思考整理術を扱った本ですが、大学生にも参考になる部分があったので自分用のメモも兼ねて要点をまとめてみます。

GTDとはなんぞや


GTD = Getting Things Done


自分がこれからやるべきこと、やりたいと思うことを全て頭の外に出して把握し、降りかかってくる問題にすぐその場で対処できるようになるための手法です。やるべきことを頭の中だけで管理しておくとどうしても忘れたり、効率よく行えなかったりするので、気になることを全部頭の外に出して管理することが目標です。

すると、何か意思決定をする場面が生じた時に、その場で考えつく選択肢ではなく事前に考えておいた優先順位に則って効率よく判断を下していくことができます。そのために全ての「やるべきこと」と、それに対する理想の解決状態、解決のためにまず取るべき具体的な方法を事前に把握しておく必要があります。

脳をパソコンのメモリに例えている箇所が印象的でした。やりかけの仕事や整理されていない情報をあまりにも溜め込んでいると負荷がかかって目の前のことに集中できず常に気が散った状態になってしまいます。だから信頼できる情報管理システムが脳の外に必要なのです。


GTDの手順

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ストレスフリーの整理術を達成するためには

  • 収集
  • 処理
  • 整理
  • レビュー
  • 実行

の5ステップが必要です。

収集

何かの紙でも電子データでもいいので、気になっていること全てを書き出してみることが最初の段階。

紙なら書類の裏紙、ルーズリーフ、メモ帳なんかが使えそうです。
電子データなら、Evernote、Google Keepがよさそうです。

処理

収集した「気になること」は必ず処理しなければなりません。ここでいう「処理」とは解決することではなく、情報に対して判断を下して、取るべき行動を見極めるということです。

具体的には、

  • そもそも行動を起こす必要があるのか?
  • 取るべき行動は一つだけ?
  • 2分以内でできること?
  • 特定の日付にやるべき?

などの問題にたいして自問自答して、その「気になること」の本質を見極めていきます。

個人的には「2分以内でできること?」という自問が大切だと思いました。講義のレジュメをプリントしておく、友達に頼まれていた何かの画像を送るなど、ほんのちょっとの労力でできることなのについめんどくさくなって後回しにしてしまうことがよくあります。そんなときに「2分で終わることなんだ」と自分に言い聞かせることができれば、重い腰を簡単に上げることができるようになるのではと思いました。

整理

処理をした「気になること」はいくつかのリストに振り分けられることになります。これが整理の段階です。

自問の結果今すぐには行動を起こす必要がないことが分かった問題は、「ゴミ箱」「いつかやることリスト」へ。
取るべき行動に段階があるものは「プロジェクトリスト」に。
特定の日付にするべきことは手帳のカレンダーに書き込み、残ったものは「次にとるべき行動リスト」に移します。

「いつかやることリスト」はけっこう大切で、「無理かな・・・」と思うことでもこのリストに書いておくことで、いざチャンスが巡ってきたときに実現できる可能性が高まるそうです。

フルートを吹けるようになりたい、大きな船を操縦できるようになりたいという夢をこのカテゴリに入れておいたら、いずれも現実となった

と述べられています。

大学に入る前に「大学生のうちにやりたいことリスト」を作っておいてよかったと思いました。
space-tiger.hateblo.jp

レビュー

こうしてできあがった各リストは漏れがないか、すでに解決していないかを定期的に見直す必要があります。このレビューをすることで、『いざ行動するときに自信を持って正しい行動ができるようにな』ります。

実行

上にある4つのステップ、収集・処理・整理・レビューをきちんとしておけば、『目の前にある選択肢から最善の選択肢をえらぶことができるようにな』ります。そうすることで、作業の効率も向上します。


目標とか予定を立てることに対する恐怖

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最後の章では、このGDTをやっていくうちに不安を感じる人がいると書かれていました。

そういえばぼくも大学受験のために勉強計画を立てているときに、
「もしこの予定に従えなかったらどうしよう」
と怖くなって計画を立てるのをためらったことがあります。

このようなマイナスの感情が出てくるのは計画を立てるという行為が「自分に課した約束」だからです。
約束を守らない友人が信頼に値しないのと同じように、計画を守れない(かもしれない)自分は信頼できなくなるのです。

こういった嫌な気持ちから解放されるには

  • 約束をしない
  • 約束を果たす
  • 約束を見直す

といった選択肢があります。


「約束をしない」というのは意外に思えますが、大切なことだと分かりました。
全てを抱え込むのではなく、一旦自分の中で基準を下げて気になることを減らしてしまえば気分は楽になります。

心に引っかかったものを収集・把握する作業を本気でやるようになると、本当にやるべきか、本当にやりたいのかをごく自然に考えるようになる

とありました。

本当にやりたいことではないと分かったものを潔く捨てるのは賢明なやり方です。

できない約束をしないことによって、本当にするべきこと、したいことに集中することができます。また、やるべきことの基準が下がっているとドンドン「やることリスト」を片付けてしまえるので自信にもつながります。

まとめ

なんでもそうですが、「見える化」「可視化」していくことは大事だと思いました。

自分が今していることが、全体の中でどういった意味をもつのか意識することでモチベーションも上がります。するべきことを把握すると「今はこれに集中して良いのだ」と安心感が生まれます。リストにある事をこなしていくことは自信につながります。

自分の時間についての考え方とか、計画の立て方を大きく変えてくれるような一冊でした。