あるむふぁっきら

福岡の大学生による雑記帳。

『僕は君たちに武器を配りたい』等、今月読んだ本の感想

僕は君たちに武器を配りたい

僕は君たちに武器を配りたい エッセンシャル版 (講談社文庫)

投資家の瀧本哲史さんが、大学生や新入社員に向けた書いた本。
社会で戦うための武器を渡してくれるの??欲しい!



今は様々な分野でコモディティ化が進んでいて、人材もそうだという。
就職の時に立派だとされる良い学歴とかTOEICとかサークル幹事とか、そういうのを持ってる人はいくらでもいるんだって。
まあそりゃそうだ。

大切なのは「リベラルアーツ」らしい。教養基礎科目的な。
考え方を広げていけるし、いろんな人と話せるようになるってことかな。

あと、起業したい人も一回就職しようって書いてた。
ダメな企業でもしばらく続けて業界や市場、その会社のダメな理由を研究した後に、その会社をつぶせるような競合会社を立ち上げればいいって。
すごくおもしろいと思った。

どん底からでも人生は逆転できる。

企業家の谷口愛さんの自伝。

親の借金を返すために中卒でホステスになった経験を持つ方。
さっさと自己破産していれば彼女はもっと楽な人生を歩めていたと思う。でもそのどん底を乗り越えたからこそ今の成功があるんやな・・・。

で、同じようにどん底の人生だった周囲の人間と自分が違っていたこととして「教育を求めた」ことを挙げてた。
大人になってから通信制の高校と旧大検で勉強して、ついには海外の大学で勉強されてる。
向学心をもって「今の状況から這い上がってやる!」って思う気持ちはほんと大切だと思った。
僕も通信制高校出身で、経済的な事情から大学に入るまでに1年だけだけどブランクがあったのですごく共感できる。

大検を取る時に担当者から「今まで何をやっていたんだ」と心無い非難をされたことも書いていた。
チャレンジしようとする人の足を引っ張るような言葉をつい口にすることがないか、僕も気を付けないと。

がんばりすぎるのってしんどいから僕はいやなんだけど、正しい方向にむちゃくちゃ努力すれば助けてくれる人もいるんだってわかった。

彼らの神

彼らの神 (文春文庫)

タイトルに神とか入ってるけど、スポーツの話。
日本には競技人数に対してサッカー場やゴルフ場が足りないよ!こんなんで世界と戦えないよ!って感じの内容だった。

北朝鮮が昔は強かったけど、金正日がサッカーあんまり興味なくてお金をかけなくなってから弱くなったって話もおもしろかった。

最後のほうで、神や国家を背負って戦う外国人選手とどう戦うか、みたいなことが書いてあってここがタイトルと関係してた。
いろんなデータを交えた分析をしてておもしろかったけど、いかんせん10年以上前の古い本なので情勢が変わってる。

13歳からのシンプルな生き方哲学

13歳からのシンプルな生き方哲学 (マガジンハウス文庫)

使ったものは片付けようとか、普通にいいことが書いてあった。

でも旧約聖書の中にアメリカ大統領の預言が書いてあるとか、いろいろヤバそうなことも書いてた。
「水からの伝言」を擁護する内容もあった。
オカルトとかスピリチュアルが悪いとは思わんけど、13歳でこれ読んだら危ない・・・。

知られざる日本の恐竜文化

知られざる日本の恐竜文化 (祥伝社新書)

ゼミで恐竜を使ったビジネスについて調べてる時に読んだ。

恐竜そのものというより、「コンテンツとしての恐竜」の本。

懐かしの恐竜キングとか恐竜のフィギュアとか、世の中には恐竜のコンテンツがいっぱいあるけど、恐竜熱なんてただのブームだし固定客がおらんからあんまり儲からんのやで、って話。
博物館でやってる展示も正しいとは限らないとか、けっこうびっくりすることが書いてた。

でも恐竜オタクにランク付けするような部分があってそこは気に食わない。
図鑑とか恐竜博とかでたくさん恐竜の名前を知ってるだけでは全然だめで、海外の研究論文で最新の恐竜情報に触れるようになってはじめて一人前だ、みたいな主張だった。
恐竜の名前を知ってるだけでは、ポケモンオタクと変わらないよって。
別によくない??ポケモンオタクと同じで。
著者の方は恐竜専門誌の発行にもかかわっていた方だし、恐竜研究に関わる人間としてはそれではだめなのかもしれないけど、消費者として「わ~恐竜すごい」って言ってる人たちも必要だと思う。そういうライトな層を増やすことで、恐竜ビジネスにもチャンスが出てくると思うんだけど・・・。